不老通信『メイデーとミネラル』

【前編】メイデーの原点と、体を支えるミネラル

5月1日は「メイデー(May Day)」——世界各国で「労働者の日」として知られています。
この日は、働く人たちの権利を守るために声を上げ、休息と生活の充実を考える記念日。
いわば、がんばっている自分自身や、身近な働き手をねぎらう日でもあります。

そんなメイデーにぴったりなのが「健康をいたわる」というテーマ。
働くということは、体と心を使うことでもあります。
忙しさの中でつい後回しにしがちな体調管理。とくに「ミネラル」は、気づかないうちに不足しやすい栄養素です。

ミネラルとは、体の調子を整える“縁の下の力持ち”。
マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛などの必須ミネラルは、疲労回復、睡眠、免疫、神経の働きにまで関わっています。
でも、ストレスや加工食品の多い現代の食生活では、どうしても不足しがちです。

たとえば、鉄が不足すると、朝起きるのがつらくなったり、集中力が落ちたり。
マグネシウムが不足すれば、筋肉のけいれんや慢性的な疲労感につながることも。

働きづめの日々に、「なんだか調子が出ないな」と感じるとき、じつはミネラル不足が関係しているかもしれません。

サンミネラル君


【後編】心と体を整える、小さなミネラル習慣

メイデーは、立ち止まって、自分の働き方や暮らしを見つめ直すチャンス。
その中で「食生活を見直してみよう」「体にいいことをひとつ取り入れてみよう」という気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

そんなときにおすすめしたいのが、「ミネラルを意識した生活」です。

たとえば、朝の白湯に少しだけ天然塩を加えてミネラルチャージ。
昼食には、玄米や海藻サラダを添えて、鉄やヨウ素、亜鉛をプラス。
夜はミネラルを含むマグネシウム入りの入浴剤で、ゆったり体をほぐしてあげる——。
小さなことですが、これらの積み重ねが、心と体の土台を支えてくれます。

特に忙しい社会人や働き盛りの方にとって、健康は最大の資本です。
どれだけやりがいのある仕事でも、心身が整っていなければパフォーマンスは上がりません。
逆に、きちんとミネラルを補って体が整えば、「仕事がうまくいく」だけでなく、「毎日を心地よく過ごせる」ようになります。

今年のメイデーは、権利や労働の歴史を思い出すと同時に、「自分の健康に感謝する日」にしてみてはいかがでしょう。
そしてその一歩として、“ミネラル”というキーワードを、そっと日々の暮らしに取り入れてみてください。

見えないけれど、確かに効いている。
ミネラルは、今日を支え、明日の元気へとつながる、小さな応援団です。