不老通信『五月病とミネラル』

【前編】五月病ってなに?心が疲れる季節のはじまり

新生活のスタートを切った4月。桜が咲き、制服やスーツが少しよそよそしくて、それでもどこかキラキラして見える。新入生も新社会人も、胸を張ってスタートラインに立ちます。

でも、その勢いがふっとゆるむのが、5月の連休明け。

「なんだかやる気が出ない…」 「朝がつらい…」 「職場や学校に行くのが憂うつ…」

こんな心と体の変化が出てきたら、それは「五月病」かもしれません。


◆ 五月病は“真面目な人”ほどなりやすい?

五月病という名前ですが、正式な医学的診断名ではありません。主に新しい環境に適応しようとがんばりすぎた人が、ゴールデンウィーク明けに心身の不調を感じることをそう呼びます。

特に、環境が大きく変わる人、真面目でがんばり屋さんほど、自分にプレッシャーをかけて疲れてしまうことが多いのです。

「周りに迷惑をかけないように…」 「早く慣れないと…」

そうやって緊張し続けた1か月が、ようやく連休でゆるんだ瞬間に、心と体が一気に「もう動きたくない」とストップをかけてしまうのです。


◆ 心だけじゃない?体も栄養不足に

五月病は「心の問題」と思われがちですが、実は栄養の偏りや不足も関係しています。特にミネラルは、心の健康と深い関係があることが分かっています。

たとえば、マグネシウムや鉄、亜鉛が不足すると、疲労感やイライラ、不眠、集中力の低下が現れやすくなります。これらはすべて五月病の症状と重なります。

「気持ちの問題」と片付けず、「もしかしてミネラル足りてないかも?」と考えてみることも、五月病対策の第一歩になるのです。

サンミネラル君


【後編】ミネラルで心も体も整えよう


◆ まずは食事から見直してみよう

五月病の予防や改善に、ミネラルの補給はとても大切です。でも、難しいことをする必要はありません。まずは日々の食事に「ミネラルを意識する」ことからはじめましょう。

以下の食材は、特におすすめです。

  • マグネシウム:ナッツ類、豆腐、海藻、玄米
  • :レバー、赤身の肉、ほうれん草、小松菜
  • 亜鉛:牡蠣、卵、チーズ、かぼちゃの種

これらを日常的に取り入れることで、神経のバランスを整えたり、エネルギーを作るサポートをしてくれます。


◆ 水分とミネラルのバランスも重要

心と体のバランスには「水分+ミネラル」が欠かせません。特に春〜初夏は、気温の上昇とともに汗をかく機会も増え、体の中のミネラルが知らず知らずのうちに失われていきます。

喉が渇いていなくても、こまめな水分補給と、ミネラル入りの飲料やサプリなどで、意識的にバランスを保つことが大切です。


◆ 休む勇気も大事

五月病の最大の対策は、「がんばりすぎないこと」。

完璧じゃなくていい。無理して明るく振る舞わなくていい。新しい環境に慣れるには、誰にだって時間が必要です。

そんなとき、自分の体と心の声に耳を澄ませて、「今日はゆっくりしよう」「栄養を意識しよう」と思えるようになることが、何よりのリカバリーです。


◆ ミネラルは“見えないサポーター”

五月病に悩むあなたを、そっと支えてくれる存在――それがミネラルです。

目に見えないけれど、体の中ではちゃんと働いてくれている。そんなミネラルを、連休明けのあなたの新しい味方にしてみませんか?

がんばるあなたに、ミネラルという優しい栄養のエールを届けながら、5月も心地よく過ごしていきましょう。