【前編】みどりの日、ゆっくり深呼吸
5月4日は「みどりの日」。
昔に比べてすっかり知られるようになった祝日ですが、「緑に親しみ、自然に感謝する日」と聞くと、なんだか心が温かくなりますね。
この時期、気候も穏やかで、散歩にもぴったり。
近所の公園では、柔らかな若葉が風に揺れ、ツツジやハナミズキが見ごろを迎えます。日なたと木陰のバランスがちょうどよくて、自然の中に身を置くだけで、体の緊張がふわっとほどけるような気がします。
長年働いてきた手足を少しゆっくり休めながら、自然のなかで「ただ座る時間」も大切です。
目に映る緑、耳に入る鳥の声、そして胸いっぱいに吸い込む新鮮な空気。それだけで、気持ちが整っていくのを感じることでしょう。
そんな自然のなかに、実は私たちの健康を支える“ミネラル”も含まれていること、ご存じでしたか?
サンミネラル君
【後編】ミネラルは、体の中の名サポーター
若いころは気にせずとも、年齢を重ねるごとに体の調子に敏感になります。
血圧、骨の強さ、貧血、だるさ、夜中のこむら返り…。
その原因の一部には、実は“ミネラル不足”が関係していることがあるのです。
ミネラルとは、カルシウムやマグネシウム、鉄分、亜鉛、カリウムなど。
私たちの体の中でさまざまな働きを支える「微量だけれど大切な栄養素」です。
・骨を丈夫にするカルシウム
・筋肉や神経の働きを助けるマグネシウム
・血液を作るための鉄分
・細胞を元気に保つ亜鉛…など
特に高齢になると、食欲が落ちたり、調理が簡単なものばかりになってしまいがちで、必要なミネラルが知らぬ間に足りなくなってしまうことも少なくありません。
散歩の帰りに、ミネラルを含む食品を少し意識して選んでみませんか?
小魚、ひじき、豆類、緑黄色野菜、そしてミネラル入りの天然水など、身近なものからでも十分です。
◆ 自然とともに、心も体も整える
「みどりの日」は、自然への感謝を思い出させてくれる日。
ですがそれだけではなく、体にも心にも“自然のちから”を取り込む絶好のチャンスでもあります。
いつものベンチに座って深呼吸。
そのひとときに、自然の恵みとミネラルの力を感じてみてくださいね。