不老通信『団塊世代の再発見ミネラル生活』

【前編】あの頃の元気は、あの食卓にあった

「昔はさ、何食べても美味しかったよなあ」

そんな言葉をぽつりとこぼしたのは、団塊世代の田中さん(75歳)。
戦後の混乱から立ち上がり、高度経済成長の波にのって働き抜いてきた世代。
食べ物も娯楽も、贅沢はなかったけれど、「あの頃のごはん」は不思議と力が湧いてきたという。

ごはんに味噌汁、ぬか漬け、焼き魚、ほうれん草のおひたし。
おやつは干し芋や黒糖飴、麦茶と乾き物。
今では“健康志向”として再評価されている品々が、
昔は当たり前のように並んでいた。

実はそこに、ミネラルがぎゅっと詰まっていたのです。

カルシウムは小魚から。
マグネシウムやカリウムは豆や海藻から。
鉄分はレバーやひじきから。
そして、なにより「自然なかたち」で体に届いていたのが、当時のごはんのすごいところ。

「最近なんだか疲れやすくてね」と田中さん。
定期検診では特に異常なし。でも、昔ほど元気が出ない。
実は、年齢とともに“ミネラル不足”がじわじわと表れる時期でもあるのです。

サンミネラル君


【後編】今だからこそ、“昔ながら”で元気をチャージ

ある日、田中さんは新聞の健康特集で「ミネラル不足と高齢者の体調不良の関係」を読み、
ふと「昔のごはん」を思い出しました。

「そういえば、海藻とか最近食べてなかったなあ」
「ぬか漬けも、最後に作ったのは何十年前だっけ」

それからというもの、田中さんの“再発見ミネラル生活”が始まりました。
朝はわかめと豆腐の味噌汁。
昼には小松菜としらすのおひたしを。
夜は玄米に干物、そしてぬか漬けを一品。

最初は面倒だと思っていた買い物や調理も、
慣れてくると「手をかける楽しさ」が戻ってきます。

ミネラルを意識した食生活は、ただの栄養補給ではありません。
昔の記憶と、体のリズムを取り戻していく「心のリハビリ」でもあるのです。

「最近、朝起きるのがつらくなくなった」
「散歩も楽しくなってきた」
そんな声が、少しずつ周囲にも広がっていきました。

団塊世代だからこそ知っている“本物の元気”。
それは、サプリでも薬でもなく、
あの頃の“ごはん”の中にありました。

これからの人生を、もっと楽しく、もっと軽やかに。
ミネラルは、シニア世代の新しい味方になってくれるはずです。