【前編】風にのぼる鯉のように、元気に育てミネラルごはん
5月の風が、空を泳ぐ鯉のぼりをゆらゆらと揺らす。
青い空に映える赤、青、緑の鯉たちは、まるで「元気に育ってね!」と子どもたちに語りかけているよう。
「鯉のように力強く、たくましく育ってほしい」
そんな願いをこめた昔ながらの風習だけど、実は今の時代、子どもたちの元気には少し違った工夫も必要。
そのひとつが、「ミネラル」という小さな栄養素。
ミネラルは、体の土台を支える大事な成分。骨や歯の材料になるカルシウム、集中力に関わる鉄分、イライラを抑えるマグネシウムなど、成長期の子どもにとって欠かせないものばかり。
でも、現代の食生活では、つい不足しがち。
パンやお菓子、インスタント食品などの“楽ちんメニュー”が増えると、どうしてもミネラルは取りにくくなってしまう。
そこで昭和の知恵を取り入れよう。
鯉のぼりにちなんで、「魚を食べる」日をつくるのだ。
たとえば、鰹節でとったお出汁の味噌汁、鮭の焼き物、煮干し入りのおにぎり。
どれもミネラルがぎっしり詰まっていて、しかも自然なうま味があって美味しい。
さらに、ひじきや大豆、海苔やワカメなどの「昔ながらのおかず」も、実はミネラルの宝庫。
鯉のぼりが空を元気に泳ぐように、子どもたちも体の中から“強く、しなやかに”育っていく。
その手助けをしてくれるのが、毎日のミネラルなんだ。
サンミネラル君
【後編】鯉のぼりの下で、家族みんなのミネラル時間
子どもの日。
家族みんなでお弁当を持って、公園に出かける。
芝生にレジャーシートを広げて、ふたを開ければ――
おにぎり、卵焼き、煮物に焼き魚、フルーツたっぷりの寒天ゼリー。
どれも、子どもの好きなもの。そしてちゃんとミネラルが入った“元気メニュー”。
実は子どもだけじゃない。
パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんだって、ミネラル不足になりやすい現代。
忙しくて食事が偏ったり、ストレスや運動不足が続いたりすると、体の中でミネラルがどんどん消費されてしまう。
すると疲れやすくなったり、肌が荒れたり、集中力が続かなくなったり…。
だからこそ、子どもの日をきっかけに、「家族みんなの健康を見直す日」にしてみてもいい。
外で遊んで、よく笑って、よく食べて。
たっぷりの水分と、自然のミネラルで体を整える。
「このお味噌汁、だしがきいてておいしいね」
「わかめ、コリコリしてて好き!」
そんな会話の中に、きっと小さな健康の芽が育っていく。
鯉のぼりのように、空高くのびのびと――
今年の5月も、ミネラルで家族みんなが元気になれますように。